うつ・神経症
うつ・神経症
| によるうつ・神経症の施術
うつ病、パニック障害、統合失調症、離人症、トラウマ、心の病
Florence癒庵ではうつや神経症の方のために独自の療法を行なっています。
うつ病をはじめとする心の病は | と浄心療法をお受け下さい。
うつや神経症がよくなる2つのステップは
1 下垂している胃や内臓を元の正しい位置に上げる
2 過去への執着や、他の方から受けたネガティブな想念を手放す
浄心療法をします。
-1のステップについて
これは不思議な事ですが、胃という臓器は怒りやグチ、あるいは取越し苦労などのネガティブな感情や思いを持つと下垂します。
つまり、心が重くなると下がるということですね。
うつ病や神経症で辛い思いをしておられる方の胃はほとんどの場合、骨盤あたりまで下がっていることでしょう。
心が重くなると胃が下がるのですから、胃を元の正しい位置に戻してあげると心は軽くなりますね。
ということは、
胃を上げるとうつ病と神経症の方の心は軽くなりますから、この段階で症状はほぼ50%改善することでしょう。
しかし、それだけではうつ病は完治しません。
-2のステップについて
長尾弘先生から直接伝授された究極の癒し浄心療法を行います。
心の病の原因は、他の方から受けたネガティブな想念にあって無意識のうちに心に内在しているそうです。
その”悪想念”を私に送って頂くことであなたの心は晴れやかになることでしょう。
でもなかなかこの内容を読んだだけでは実感できませんね。
百聞は一見にしかず!です。ぜひ体験してみて下さい。
料金表
コース | 内容 | 料金 |
---|---|---|
Aコース | 初回1回のみのコース | 18.000円 |
Bコース | 初回を含めて7回のコース | 66.000円 |
Cコース | 宿泊コース 3泊4日 1日2食付き | 118.000円 |
*初診の方は別途初診料として10.000を申し受けます。
来院テンポと改善までのめやす
うつや神経症などがよくなるにはどの位かかりますか?という質問をよく受けます。
今までの症状が続いていた期間や生活環境などにより個人差はありますが、今までの方々の例から目安をお伝えしています。
Aコース
投薬を受けてない方の為に設けたコースです。
と浄心療法をお受け下さい。
SHIN-YUと2回目以降は長尾ヒーリングのみで1回の施術は¥8000となります。
多くの方は僅か1回の施術で良くなられています。
Bコース
主に投薬を受けている方の為に設けたコースです。
SHIN-YUと浄心療法(1回)をお受け下さい。
初回から日数を空けずに(出来れば、連続して)7回お越しください。
その間に薬への依存度がほとんどなくなるでしょう。
その後は、
ご本人の要望を伺いながら今後を決めていきますが、だいたい1~2週間に1回ほどと間隔をあけていき『もう大丈夫』と自信がついてきたら卒業です。
1ヶ月を過ぎると、
すっかり安定することでしょう。あとはメンテナンスのつもりで1~2ヶ月に1回程度の施術をお受けになることをおすすめしています。
Cコース
遠方の方のために設けたコースです。
滞在中、1日に3回以上SHIN-YUと、初回と最終日に各1回の浄心療法を行います。
心のデトックス
浄心療法とは心のデトックスです。
これまでの人生で、知らず知らずのうちに他の方から受けてしまって心の奥底に蓄積したネガティブな想念。
この悪想念を浄化し、デトックスするのが浄心療法です。
長尾先生は救霊と言っておられました。
私たちは霊的存在です。
霊とは心・魂のことであり、生き死にの関係なく厳然として存在しているものです。
霊とは決しておどろおどろしいものではなく、生きている時も死んだ
そのあとも人間の本質として否定できないものです。
言いかえれば、霊なくして私たちの存在はあり得ないのです。
生きている私たちが他者から霊的な影響(想念の移行)を受けることがうつ病をはじめとする様々な病気の原因であるとのことです。
霊的な影響については長尾先生も、その師匠である高橋信次先生も詳しく述べられています。
また、人の想念で毒を食べてしまうということについてはお釈迦さまやイエス・キリストの言葉が仏典や聖書に残されていますので引用させて頂きます。
うつ病の原因について(1)
うつ病は胃を上げると50%以上は改善する。
このタイトルは私自身の感覚的なパーセンテージの数値ですので誤解のありません様に。
ではこれから胃をあげると何故50%以上改善すると言えるのか、という話を述べさせて頂きます。
うつ病の施術法はSHIN-YUの真骨頂というべき療法だと思います。
うつ病に限らず、何らかの症状がある方は、必ずと言ってもいいほど胃が下がっています。
なぜなら"心が重いから”です。これまでに何度も述べてきました様に、心が重くなることで胃が下るのですから、下がった胃を上げると・・・・・、そうですね、心は軽くなりますね。
心が軽くなると体も軽くなり、胃を上げた直後に心も身体もウキウキとした気分になることでしょう。ただ胃を元の正しい位置に上げたけ・・・・・。
これまでうつ病で塗炭の苦しみを体験してこられた方の殆どは、この段階で「うつ病が治りました~!」と言われる事がよくありました。
ただ胃を上げただけなのに“うつ病が治った”と思われるのです。がしかし、それだけでは鬱は完治すると思うのは尚早です。
何故ならば、胃を上げただけでは根本治療にはならないからです。
確かに胃を上げただけでもうつ病は50%以上改善する様です。あとの50%については後記します。
幼い頃からのトラウマに苦しむ方、或いはグチや泣き言や取り越し苦労ばかりしていた人は胃が上がった直後にそれらのネガティブな感情はたちどころに消滅して素敵な笑顔に変貌するのですから本当に不思議です。
うつ病を患って心を苦しめておられる方というのは何ごとに対しても疑心暗鬼である場合が多く、常に深刻な顔をしておられるものですので癒す立場にある私共は、うつ病の方と接する場合はそれに乗らない様にしています。
つまり、患者さんの深刻な態度を受け入れないようにし、常に満面の笑顔で接する様に心掛けています。
そうすることで相手の方は「私はこんなに苦しんでいるのにこの人の笑顔は一体何処から来るのだろうか?」と思って頂けるようです。
ただ、その為には相手の方の話をよく聞いてあげるようにしています。
施術に入る前に話をキチンと伺ったあとで「必ず良くなるからね」と言って安心と信頼を与えることはとても大切な事です。
先ず与えてます、安心と信頼を・・・・・・・。
最初に胃を上げます。それも冗談を言いながら、相手の方の心を解きほぐすようにして施術をさせて頂きます。
次に血流促進の施術を行い骨盤と骨格を調整します。
この間、ほんの10分程度です。
このSHIN-YUの基礎である胃と血流と骨盤の施術が終わった段階で「ちょっとその辺を歩いてくださいな」とお願いした上で歩いて頂くのです。
患者さんは言われるままにひとしきり右へ左へと歩いて頂くと患者さんは必ずこう言われます。「軽い!軽いですよ。何だか体がフワフワと浮いてるみたいです」と・・・・・・。
それもその筈ですね、胃が上がったら心が軽くなるのですから。体が軽くなるということは、その前に心が軽くなっているからそう感じるのですね。
症状が重い方ほど体が軽くなる感じがする様です。
僅か10分程度で身も心も軽くなると患者さんのお顔がいつしか笑顔に変っており、お互いの間に信頼関係が生まれてくるものです。
実はこの信頼関係こそが大事なのです。人間関係において互いの間に信頼関係を築くとうことは大変な努力が必要で、ともすれば数年も数十年もかかるのが普通ですが、SHIN-YUではほんの数分で信頼関係が生まれるのですからこれも不思議な事です。
上の写真の女性は10年以上もうつ病で苦しんでおられた方です。
初めてお会いしたこの日は「私ほど不幸な人間はいない」というお顔をされていたのですが、SHIN-YUによって胃を上げたあとはこんなにも明るくなったのです。
うつ病をはじめとする心の病は、心という目には見えないジャンルの病ですので物質的な薬で治る筈がありません。
心の病は「良き人の良き話を聞き、聞いた話を心に入れた上で実践する」これ以外にないと思います。
これこそが自力であり、不退転のアフター・ケア・ヒーリングであると思います。とは言え、最初ばかりは自力ではできないものですから、SHIN-YUのうつ病療法によってあなたの癒しのお手伝いをさせて頂きたく思います。
うつ病の原因について(2)
浄心療法とは
胃を上げるとうつ病の50%以上は改善する、という話を前記しましたが、あとの50%についてこれからご説明します。
結論から先に言いますと、長尾弘先生はうつ病の原因は想念にあると語られていました。
想念とは、思い・想い・念の事です。私たちは常に様々な想念を持って生きている存在です。
人が心に抱いている悪しき思いやネガティブな思い、或いは過去から蓄積してきた想念や業、はたまたトラウマは他者に対して悪影響をもたらすものです。
特に私たちが意識するとしないに関係なく、知らず知らずの内に相手の方から悪想念を受けてしまうことがあります。
例えば、とても明るい方と一緒にいるとこちらまで心が軽くなってウキウキとした気分になることがあるし、その反対に悪想念やネガティブな方と一緒にいると、こちらまで具合いが悪くなることがありますね。
「相手の方に良くなって頂きたい、救われて頂きたい」と思って相手の話を親身になって聞いていると相手の方からの悪想念を受けてしまって、こちらが病気や症状を頂いてしまうのです。これは「想念の移行」とでもいうのでしょうか。
「人の相談事に乗って親身になって聞いていると相手の方の念を受けてしまいます」。
これは長尾先生のお言葉です。
うつ病になる方は人の想念を受け入れてしまいがちな「優しい人、思いやりのある人」がなりやすい落とし穴だと思います。
長尾先生は人の想念を受けるということについて真剣に悩まれたそうです。
患者さんに良くなって頂きたいと思って真剣に癒しをしている内に相手の病気をもらってしまうことがよくあったそうです。
人のネガティブな話を親身になって聞いていると悪想念を受けてしまい、人の体に触れて癒しをしていても病魔を受けてしまう。
これを受けない様にするにはどうしたら良いか・・・・・。
考えても考えても答えが出なかったそうです。
そこで、神さまにお祈りをされたとのことです。
「神さま、私は人さまの病気が良くなって頂きたい、心が救われて頂きたいと願って癒しをしておりますが、どうしても相手の方の想念を受けてしまいます。どうか、相手の方の病気や症状が良くなって、しかも私が受けずに済む方法があるものでしたらどうぞお教え下さい」。
この様な祈りを毎日2時間から3時間されたそうです。お休みの前には朝まで祈り続けられたとのことです。
やがてひと月が過ぎ、ふた月が過ぎ、み月が過ぎても神様からの返事はなかったそうですが「それでも祈り続けました」というお話をされていました。
こうして来る日も来る日も祈り続け、やがてその祈りが100日を経過した頃に見えない世界の方からの声が心の中に響いてきたそうです。
「汝の癒しを他に委ねよ」・・・・・。
この言葉が答えだったそうです。
「これですべての謎が解けました」と語られていました。
私はこのお話を伺ってからは癒しの際は他に委ねるようにしたところ、治癒率が一気に高まりました。
うつ病の原因について(3) 聖書のことば 想念
マルコによる福音書7章14~23節より>
「あなたがたはみんな、わたしの言うことを聞いて悟るがよい。すべて外から人の中に入って人を汚しうるものはない。かえって、人の中から出てくるものが人を汚すのである」[聞く耳のある者は聞くがよい]。
イエスが群集を離れて家に入られると、弟子たちはこの譬(たとえ)について尋ねた。
すると、言われた、「あなたがたも、そんなに鈍いのか。すべて、外から人の中に入って来るものは、人を汚し得ないことがわからないのか。
それは人の心の中に入るのではなく、腹の中に入り、そして外に出て行くだけである」。
イエスはこのように、どんな食物でも清いものとされた。さらに言われた、「人から出てくるもの、それが人を汚すのである。すなわち内部から、人の心の中から悪い思いが出て来る。不品行、盗み、欺(あざむ)き、好色、妬(ねた)み、誹(そし)り、高慢(こうまん)、愚痴。これらの悪はすべて内部から出てきて、人を汚すのである」。
イエス様はこの様に人を汚すものは、はっきりと(人の内部にある)悪想念であると言われています。
自分を汚しているだけでなく、他の人をも汚してしまうような「悪想念」を糺(ただ)しなさいと言っているのです。
何を食べて良いとか悪いとか、そんなことに気を使うよりも自分自身の中にある「悪想念」を見つけ出し、それを糺して行く方が、遙かに大事なことだと言っているのです。
うつ病の原因について(4) 仏典のことば 悪口男の話
あるところに、お釈迦様が多くの人たちから尊敬される姿を見て、ひがんでいる男がいました。
「どうして、あんな男がみんなの尊敬を集めるのだ。いまいましい」男はそう言いながら、お釈迦様をギャフンと言わせるための作戦を練っていました。
ある日、その男はお釈迦様が毎日、同じ道のりを散歩に出かけていることを知りました。そこで男は散歩のルートで待ち伏せして、群集の中で口汚くお釈迦さまをののしってやることにしました。
「お釈迦の野郎、きっと、おれに悪口を言われたら、汚い言葉で言い返してくるだろう。その様子を人々が見たら、あいつの人気なんてアッという間に崩れるに違いない」そして、その日が来ました。
男はお釈迦さまの前に立ちはだかって、ひどい言葉を投げかけます。
お釈迦さまは、ただ黙って、その男の言葉を聞いておられました。
弟子たちはくやしい気持ちで、「あんなひどいことを言わせておいて いいのですか?」とお釈迦さまにたずねました。
それでも、お釈迦さまは一言も言い返すことなく、黙ってその男の悪態を聞いていました。
男は、一方的にお釈迦さまの悪口を言い続けて疲れたのか、しばらく後その場にへたりこんでしまいました。
どんな悪口を言っても、お釈迦さまは一言も言い返さないのでなんだか虚しくなってしまったのです。
その様子を見て、お釈迦さまは静かにその男にたずねました。
「もし他人に贈り物をしようとして、その相手が受け取らなかった時、その贈り物は一体誰のものだろうか」こう聞かれた男は突っぱねるように言いました。
「そりゃ、言うまでもない。相手が受け取らなかったら贈ろうとした者のものだろう。わかりきったことを聞くな」男はそう答えてからすぐに「あっ」と気づきました。お釈迦さまは静かにこう続けられました。
「そうだよ。今、あなたは私のことをひどくののしった。 でも、私はその ののしりを少しも受け取らなかった。だから、あなたが言ったことはすべて、あなたが受け取ることになるんだよ」。
人の口は恐ろしく無責任なものです。ウワサとか陰口というものは事実と違って、ずいぶんとでたらめなことがよくあります。
お釈迦さまは人前で恥をかかされることを言われてもその場を立ち去ることもせず、じっと相手の話を聞いているのに、口応えもしません。
それでいて、まったく傷ついたり怒ったりしないのです。お釈迦さまは、相手の言葉を耳に入れても心までは入れず、鏡のように跳ね返しました。
ですから、まったくダメージを受けないのです。言葉は時として、人の心を傷つけることのできるナイフになります。
しかし、心がナイフより固くて強ければ痛くもかゆくもないのです。
ひどいことを言う相手を責めても仕方ありません。
それより、自分の心を強くする方が簡単で効果的です。
うつ病の原因について(5) 高橋信次師のことばより
ノイローゼは思うこと、行うことの正しい基準がわからないために起こる現象です。
意思の弱い人は自分の気持ちを心の中に押し込み、しまいこんでストレスを起こします。
そして、人を恨み、ねたみ、そしるようになり、抑圧しつづけてどうにもならない気持ちになると挑発的になり、器物やガラス窓を壊したりする様になるのです。
もう一つ、ノイローゼになる原因に憑依があります。
気の弱い人が落ち込んで心を暗くする。(数行割愛)
すると、目が異様にぎらぎら光ってきて突然人格が変わってしまう。
そうして、死にたいと言いだしたり、人がみな自分を見て色々批評、非難して自分を悪く言っていると言ったりする。
精神的ストレスから起こったものは、そのストレスの原因がなくなり、またストレスに耐える強い精神力を持てば克服できますが、憑依された場合はなかなか治りません。
そのうち完全に憑依されて精神病になってしまいます。
憑依された場合は、本人は自分で治す力はないのですから、家族や周囲の者たちがよく自覚して、本人の気持ちを引き立ててやり、宇宙の真理を書いた「心行」を読誦してやることです。
人の思うことには制約はありません。無限大です。
仏教では心のことを一念三千といいます。
まちがった暗い想念は地獄界と波長が合い、地獄霊や動物霊がその人の心を支配して人格を変えてしまうのです。
想念について
癒しの旅 香港で知った想念のこと
平成2年2月に初めての海外講演で香港へ行くことになりました。
香港へ行く契機となったのは世界的ヴァイオリ二ストの西崎崇子ヘイマン女史からのお誘いによるものです。
崇子さんはジュリアード音楽院を主席で卒業され、現在世界で活躍する名ヴァイオリニストのイツァーク・パールマンと同学院のコンクールで競い、崇子さんが優勝し、パールマン氏は二位だったそうです。
崇子さんの父君は西崎信次さんという方で、ヴァイオリンの教本の作成に尽力された著名な方です。
崇子さんのご主人はドイツ人で、NAXOSという音楽CDの製作会社を経営しておられ、崇子さんが演奏されたCD製作を数多く手掛けておられていました。
この当時、父君である西崎信二先生から崇子さんが演奏されたCDを相当数プレゼントして頂き「このCDは長尾先生のビデオ製作の為にどうぞご自由に使ってください。著作権は問いませんのでどうぞご自由に」との有り難いお言葉を頂いたのです。
以来、先生のビデオのBGMとして欠かせないCDとなったという次第です。
ここで香港での不思議な出来事と知られざる逸話をご紹介しましょう。
お釈迦さまやイエス・キリストが説かれた想念の話と共通する話です。
前記したヴァイオリニスト、西崎崇子女史は名器ストラディバリウスを保有しておられます。
1714年に製作されたというこのヴァイオリンは、当時の価格で3億円~4億円もするという崇子女史の自慢のヴァイオリンですが、女史はこのヴァイオリンのことで困っておられた事があるらしく、異様に重いのだそうです、ヴァイオリンが・・・・・。
これまで280年もの間、多くの演奏家や資産家の手を経てきたとのことでその間、この名器を欲しくても手にいれることが出来なかった人々の想念、つまり人々の欲望、羨望、ジェラシー等の思いがこの楽器にこもっているらしい。それがゆえか重い。
「最近、このヴァイオリンが妙に重くて音色が悪くなったような気がして変なのです。その上、このヴァイオリンを弾いた後はいつも具合いが悪くなってしまうのです。どうしてでしょうか?若しこの楽器に何らかの災いのようなものがこもっているものなら、どうかそれを浄化して頂けないでしょうか?」と。
ストラディバリウスを手にされた先生は「分かりました」と了解されるや楽器に向ってこのように話しかけられた。
「このヴァイオリンに憑依した人々の想念はこの楽器から一切の執着を離しなさい」。
「この楽器に思いを残されてもあなた方は決して救われることはありません。執着・・・・・・、執らわれですね、その執着によって自らの心を苦しめていてはあの光輝く天上の世界に帰ることは出来ないのです。一切の執着を離しなさい。」とこのように話されたのです。
このあと、崇子女史はヴァイオリンを手にするや「軽い、軽いわー!」と歓喜の声を上げられました。
300年近くの間に蓄積した人々の想念が抜けたのであろうか、今までと打って変わって嘘の様に軽いと言うのです。
このあと女史は名器ストラディバリウスを顎に当てて演奏し始めたのですが、すぐ近くにいた私は背筋がゾクゾクとする程の素晴らしい音色だった。
その時の動画はコチラ⇒ 名器ストラディ・バリウスの救霊
世の中には不思議なことがあるものです。
たとえ名器ストラディバリウスとはいえど一個の物質です。
その単なる物質がジェラシーとか羨望の思いとか欲望等に支配された人の念を受けると重くなり、音色が悪くなるなどの異常をきたしてしまう。
それだけではなく、多くの人のネガティブな想念がこもったヴァイオリンを弾くと具合いが悪くなるそうです。
この想念がヴァイオリンという物質ではなく、人に憑依するとどうなるかは自明の理ですね。
人が人に対して恨みや憎しみの思いを持ったり、或いは怒りや欲望の対象になると、その思いは相手の方に乗り移ってしまい、やがてその人の心身は不調和となるということが現実に起こりうるのだということをこの時はじめて知ったのです。
例えば・・・・・、
あなたの親しいAさんという友人が対人関係で悩んでおられ、Aさんから「相談に乗ってもらいたい」と言われたとします。
心優しいあなたはAさんの話を1時間余りも聞くことになりました。
Aさんはあなたに対して先ず状況説明をされ、その次にAさんの悩みの対象であるBさんの悪口や愚痴を聞かされます。
あなたはAさんのことが可哀想で同情して涙を流したり同調して一緒になってBさんのことを怒ったり悪口を言ったりすることがあるでしょう。
その時、Aさんが抱いていた想念はあなたの心の中に入ってきます。
つまりあなたがAさんからご馳走を頂いたということですね。
これは前記した女史のヴァイオリンの話と同じことだといえます。
人の謗りの思いや愚痴、或いは憎しみの感情の一部はAさんから離れてあなたの心の中に入ってくるのです。つまり想念の移行であり憑依ですね。
Aさんとの話が終わる頃、あなたの心はなんだか苦しくなったり、体調不良になったりしたという経験はありませんか?
では、Aさんの心は、というときっと軽くなった筈です。
人に相談をした後というのは誰しも胸のつかえが下りて心が軽くなるものです。
それは相手の方が心の重さを引き受けてくれたからなのです。
この思いは開放しない限り心の奥底に詰め込んでしまい、やがて病気になります。
特にうつ病などの心の病がこうした例が多いでしょうが、その他の病気でも同じことが言えると思います。
認知症やリウマチ、パーキンソン病等の難病奇病は医学や科学では解明出来ない病気です。
知らず知らずの内に他の方から頂いた想念。
これを病魔というそうです。
この病魔を取り除くのが浄心療法です。