癒し隊
癒し隊
岩手県大船渡市での癒しの会
癒し隊を結成したのは東日本大震災があった年、2011年の8月でした。
震災直後の大船渡市や陸前高田市はまるで廃墟と化したような悲惨な状況でした。
あの頃、溢れんばかりの数のボランティアの皆さんが被災地を訪れてごった返していたのですが、1年2年と経つうちに仮設住宅が出来て被災者の皆さんは仮の宿で暮らすようになりました。
行政はこの段階で自立したとみなすようです。
だから仮設住宅に皆さんが入居されるとボランティアの皆さんは一斉に、潮が引くようにいなくなってしまったのです。
実は本当の支援はここからなんです。
私たち癒し隊はその後、2016年8月までの間、62回にわたって毎月大船渡市と陸前高田市を訪問して、被災者の皆さんの健康管理のアシストをさせて頂きました。
同年4月に起きた熊本での震災があり、私たちの活動は熊本へと移ったのですが、そのきっかけとなったのは大船渡の鮮魚店「したぼ」のオヤジさんの言葉でした。
「俺たちのことはもう十分やって頂いたよ。今度は熊本の皆さんを助けてあげてくれや」
かたや陸前高田の農協の役員さんからはこう言われました。
「でもな、一年にいっぺん位はきてくれよ」と・・・・。
そんな訳で、2016年8月を最後にして、それ以降は毎年9月に仲間たちと大船渡市と陸前高田市を訪問しています。
今年の(2021年)9月にもまた行きます、東北へ。
癒し隊の仲間は勿論の事、まだ参加したことがない方も是非ご一緒しませんか。
当初、私と当庵のスタッフと2人でスタートした癒し隊ですが、これまでに延べ300人以上の仲間が参加して下さいました。
現在の癒し隊はnetつながりで60人ほどですが、その中の20人ほどが熊本の阿蘇や西原村、益城町、或いは北海道の厚真町でも活動しています。
癒し隊の活動に参加ご希望の方はコチラへご連絡をお願いします。